全く突拍子もない記事を書いています。
お盆だからいいですよね、ってノリで経営管理の端っこに引っかかるような、でも実は個人的にすごく重要視している概念について。
あまりこういうタイプの記事を書かずに、基本的にはスキル系の記事をメインにこのブログは作ってきたのですが、たまにはいいかなという気分になったのと、アオアシというサッカー漫画にハマっていてその中で出てきた話で個人的に非常に好きなエピソードがあるので、その紹介もかねて。
ちなみにアオアシは今個人的に唯一読み続けてる漫画で、激推ししています。激推しの理由もあとで紹介します。
なぜ言語化することが重要なのか?
それでは、言語化することが大事ってなぜ大事なのでしょうか?個人的には2つの観点から重要だと思っています。
一般的には人との関係(要はコミュニケーション的な要素)の中で、言語化の重要性は語られています。
他方で、アオアシで出てきているのは認識系、意識をそこに明確に向けるために言語化するという方です。
これは、新規事業でネタ探しをする時によくやる方法、いわゆるカラーバスというものに類似します。人間は意識してるように見えて、実はボーッと周りをみていることに非常によく気づかされる手法なので、時間がある時に一回やってみるといいかもしれません。
アオアシの中でも、冨樫君が視野の拡大と正確な認知のために、カラーバスの手法を取り入れてます。いやぁ俺も学生時代にやっとけば良かったかなと思ったりもしますねw
意識させるための言語化〜ファイブレーンという例題〜
漫画の中で題材になったのが、グラディオラ監督が提唱したファイブレーン(ファイブレーンアタック)という概念です。
まぁこれはサッカー好きは大体おぉと一回はなったことがある話でしょう。ベップのバイエルン強かったすよねぇ。
プレーヤーであれば誰しも確かにいい場所だよね、って肌かんでは理解しつつもスリーレーン(センター+両サイド)がサッカーの戦術構成の基本になっていたところがあり、そこにハーフレーンという新たなレーンを言語化して明確に戦術の中で意識することで、発展させた戦術を構築したというものです。
参考にfootballistaの記事を貼っておきます。
https://www.footballista.jp/special/38772
言語化は多方面で役に立つ
自分の考えを整理するため、や、振り返りの拠点とすることが、ブログなどによる言語化のメリットの一つとしてよく言われます。
文字起こしすることで、頭の中を体系だってまとめつつ、人に伝わるような構成にして、相手の納得感を得るための練習としてブログは非常にやくに立つと言われています。これは、言語化の表現方法の一つとしてブログが優秀だという説明ですね。
ただ、ブログだけでは、言語化の有効性を十分に発揮していないかもですね。それ以外の日常でも言語化を注力することによって得られるものはもっと多くあるはずです。
今パッとPCや携帯から目を上げて周りをすーっと見渡してみませんか?そして何か特定の事象、色・もの・人・声・温度 etc、なんでもいいです、何かに注目して物事を観察してみませんか?
何か面白い発見に繋がるかもですね。
参考:アオアシの紹介
題材として挙げた私の好きなアオアシの21巻(最新刊)までのセットです。
参考:アオアシはスタートアップっぽい?
昔、こんな表題のような感じの記事を別ブログ時代に書いたとこがあります。
スタートアップではキングダムが非常にメジャーです。主人公のシンが起業家然りに、士気や成長意欲、戦略、兵站まで様々学習+駆使して、大将軍(上り詰める)話で、非常に共感をえやすい内容だと思います。作者の方がサラリーマン経験もあって、様々なシーンで現実の社会でも起きうる難題が散りばめられているのも、共感を読んだ要素かなと思います。
他方で、アオアシは、視点を一歩づつあげつつ成長していく点は、個人の成長が避けて通れないベンチャー(これは経営者自身もそう)ではいい題材だなぁと思います。
最初の方で自分のポジションを変えられる(変えること前提でスカウトされる)あたりなど、大きなパラダイムシフトにいかに対応するかという難題をぶつけられます。また、ステージが上がるごとに別の課題にぶつかりつつ、自己解析しながら、自分の頭で考えるという点を重視して解決を図っていくという、非常に一個人の成長にとっていい題材(精神的なものが多いカモですね)です。
今でもそうだなぁと思ったりしますね。