GASでできることはいろいろな記事になっているのですが、逆にやってみてこれできないなってやつはまとまってるものがなかったので、少しずつまとめて行ってみたいと思います。
あくまで自分で試してみたり、ノンプロ研メンバーに聞いてできないことが確認できたものですので、実際はやり方を工夫すれば実現できるものもあるかもしれません。そこらへんはご了承ください。
GASできないこと
①ブラウザ操作は不可能
【ケース】
- スプレッドシートをGASから新規タブで開きたい
- GASでGmailをタブとして開く
- slideをタブとして開く
ここで行っている開くとはあくまで、タブとして開くことを指しています。要はクライアントブラウザを操作することはできないというものです。
SpreadSheetAppクラスを例にとると、openByURLやopenByIdでファイル”データ”を開くことはできても、ブラウザタブ(クロームなど)に実際にタブを開けることはできないという意味です。
シート内に参考用LinkURLを貼っておけば、クリックしたらタブで開ますが、その動作はGASではできません。マクロでも同様にできないです。マクロ記録してみると、urlをクリックしたとしても、getRange(“cell”).activateとしか記録されません。
まぁブラウザ操作はそりゃ無理ですよね、やるならseleniumでローカルからいじるってことになりそうです。
②PDFの読み込み及びデータ型変換
【ケース】
- GASでPDFファイルをPNG/JPEG等のファイルへ変換する
- GASでPDFファイルをドキュメント・スプレッドシートに変換する(注)
ファイルをblob化してgetAs()メソッドで色々変換できますが、実はPDF関係はあまり変換できません(GASではサポートされていない)。
また、PDFファイルの中身を読み込んで、ドキュメント・スプレッドシート への書き起こしも不可能です。ただし、これはGASだけでは無理というだけで、DriveAppを使ってGoogle OCRを利用すれば対応可能でもあります。
PDFファイルは基本GASでは作るもので、読み取るや変更するものではないと考えておいた方が良いかもです。
参考)GASを勉強したい人向けお勧めの勉強方法5選
どうやって勉強したらいいかわからないという人向けにお勧めの勉強方法5選を紹介しています。