さて、今日は少し前のGAS updateで新IDEで個人的にめんどくさかったスクリプトプロパティの管理が改善されたので、その報告です。
めんどくさいと嘆いていた記事はこちらをご覧ください。この記事の前後でGoogleさんに改善要望も送りましたが、はや1年半くらい経ってますね。。
Google Apps Script アップデート:スクリプトプロパティGUI追加
そんなめんどくさいなぁと思いつつも、地道にスクリプト書いて設定していたスクリプトプロパティですが、なんと4/13のアップデートでGUI機能が復活しました!

ポチの2つ目:add,edit,and delete script properties from the project setting pageというのが今回の追加の内容です。
スクリプトプロパティの設定方法
では、新IDEではどこから設定できるかというと、以下のような手順になります。
- step1GASエディターを開く
- step2左側メニューバー:プロジェクトの設定をクリック
- step3プロジェクトの設定画面で、スクリプトプロパティまで移動
- step4スクリプトプロパティの追加をクリック
ざっと、上記の流れで追加ができます。実際の画面viewも付けてありますので、探すのが得意でない人は画像見ながらよろしくお願いします。
スクリプトプロパティの変更・削除
スクリプトプロパティの変更方法
変更は登録したプロパティ・値のデータを直接変更して、スクリプトプロパティの保存をクリックすればOKです。
【更新前プロパティ】

【更新後プロパティ】

スクリプトプロパティの削除方法
削除方法は①スクリプトプロパティを編集→②対象のプロパティを×ボタンで消す→③スクリプトプロパティの保存の3ステップです。



最後に保存を押さないと消されないので、消した気で終わらないように注意してください。
Google Apps Script アップデート:スクリプトのアルファベット順への並び替え機能
実は今回のupdateにはまだ変更があります。
それが、スクリプトをアルファベット順に並べ替える機能です。今までglobalとかfunctionを集約させたmainスクリプト、classを集約させたスクリプトなど作成順に並んでいたものが、アルファベット順に変更可能です。

ファイルの命名規則をちゃんと設定しておくと便利になる機能追加ですね。命名がグチャグチャの人はこれを機に命名規則を設計してみてもいいかと思います。
Google Apps Script アップデート:timezoneの設定GUI追加
そして最後にtimezoneもGUIで設定可能となっています。こちらもスクリプトプロパティと同様プロジェクトの設定から変更可能です。
timezoneがAsia/tokyoになっていなくて、timebase triggerが想定していない時間帯に実行されるという問題はなくなりますね。
まとめ
今回は2022年4月13日のgoogle apps script関連のアップデート内容の解説記事でした。
これまでスクリプトを書いて設定するor 旧IDEに戻ってマニュアルで追加するしかなかった、スクリプトプロパティがGUIで設定できるようになった変更が個人的にはありがたかったですね。
それ以外にもタイムゾーンの設定・スクリプトのアルファベット順での並び替え機能も追加されています。
オリジナルの記事リンクは以下になりますので、気になる方は直接原文読んで見てください。
