税率差異注記 科目例示と具体的使用事例(2)

会計
tax form with callculator and glasses
この記事は約2分で読めます。

【本記事は旧seesaaブログからの移行記事になります】

スポンサーリンク
もしも_楽天

読んで欲しい人

  • 税率差異作成が初めての方
  • 税率差異作って入るけど、いまいち理解しておらず、基礎から考えてみたい人
  • 税率差異って何?美味しいのって人

Main

税率差異分析で出てくる項目、今回は連結特化編です。

それでは見ていきましょう。

⒈留保金課税  

概要:連結の留保利益の税効果(DTL)を計上した場合に、生じる項目

⒉のれんの減損  

概要:連結のれんを減損した場合に、生じる項目

⒊段階損益  

概要:旧企業結合会計で規定されていた、段階取得による損益を計上した場合の影響

⒋連結子会社の親会社株式売却益の連結消去による影響額  

概要:DMG森精機が使っていました。名前のままでしょう

⒌所得拡大促進税額控除  

概要:エムスリーが使っていました。中身がよくわからない。。珍しかったので、メモ代わりに記載

⒍法人所得税の不確実性に係る調整  

概要:本田技研工業が計上。FIN48の影響でしょう。IFRS企業は結局計上したのかな?昔は直接規定する基準がないから計上してはいけないって判断が多かった記憶もありますが。

探せば変わったものも、様々出てきそうな気がしますね。

税率差異分析の概要解説書籍

関連記事: タックスプルーフ(税率差異分析)関連記事

有価証券報告書において開示が求められるタックスプルーフ(税率差異分析)の作り方の説明です。基本的な作り方から、開示の必要性、開示科目の例示などの基本的な部分をまとめています。

  1. 税率差異分析~タックスプルーフの作り方~
  2. 税率差異分析~タックスプルーフの作り方~(2)
  3. 税率差異分析~タックスプルーフの作り方~(3)
  4. 税率差異注記 科目例示と具体的使用事例〜基礎・単体決算〜
  5. 税率差異注記 科目例示と具体的使用事例(2)〜連結決算〜
  6. 税率差異分析 番外編 〜TAXプルーフの監査の仕方・され方〜
タイトルとURLをコピーしました